三菱電機株式会社(本社:東京都千代田/社長:杉山武史)は2018年10月9日、自動運転で活躍する3次元(3D)地図の作成などで活用される高精度3次元移動計測装置「三菱モービルマッピングシステム(MMS)」の新製品を12月25日に発売すると発表した。
発表によれば、新製品「MMS-G」は従来3本あったGNSS(全地球測位衛星システム)アンテナを1本に集約するなどし、重量を約50%軽くした。本体を分割できる構造にしたため、輸送もしやすくなったという。
同社は「専用車両が不要で、自動車、鉄道、船舶や台車などに搭載し、多くの計測用途に対応できる」としている。今後、自動運転システムの実証実験が盛んな欧米のほか、アジアやオセアニアなどへの展開も加速させるという。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 23, 2018