
米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊でこのほど、Google(グーグル)傘下の自動運転タクシー「Waymo(ウェイモ)」の車内にいた少年たちが、走行中の車両の窓から身を乗り出す危険な行為が発生した。
目撃者がWaymoへ通報し車両の停止を求めたものの、車両はそのまま走行を続けたという。
【参考】関連記事としては「自動運転の「トラブル事例」一覧」も参照。
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■少年3人が窓枠に座る
現地メディアによると、事案が発生したのは2026年6月19日午後6時ごろ。ロジア・シャーサバニ氏が外出中、Waymo車両に乗車した少年らが窓から身を乗り出している様子を目撃した。
後部座席の少年2人が開いた窓の縁に腰掛けてスマートフォンで自撮りをしており、その後、前席にいたさらに少年も加わり、3人とも窓枠に座った状態になったという。
■Waymoへ通報した結果…
危険を感じたシャーサバニ氏は車両の横に並び、車内に戻るよう呼びかけた。しかし少年たちはこれを無視し、1人は「イタリア語しか話せない」と答えたという。
状況が改善しないことから、シャーサバニ氏はWaymoのカスタマーサポートへ連絡した。担当者は「危険があると判断した場合には車両を停止させることが可能で、車載カメラで車内を確認できる」と説明したものの、通報後も車両が停止することはなかったという。
交差点をいくつも通過したにもかかわらず、Waymo側は「ここは車を停止させるのに適切な場所ではない」と説明し続けたという。
車両は時速30〜35マイル(約48〜56km)程度で走行していたが、その後は、さらに交通量と速度が増した。道路も4車線へと広がり危険性は一層高まっていたが、シャーサバニ氏が追跡を終えるまで、少年たちは窓から身を乗り出したままだったようだ。
■Waymoはアカウント停止措置を実施
Waymoは後日声明を発表し、走行中に窓の縁へ座った乗客がいたことを認めた。同社によると、3人の子どもたちは全員無事に目的地へ到着し、けが人は発生していないという。また、同社は利用規約に違反する行為であるとして、利用者アカウントを停止したことを明らかにした。
今回の事案では、乗客による危険行為に対して自動運転サービス事業者がどのように対応するべきかという課題が浮き彫りになった。自動運転車の普及が進む中、乗客による危険行為への監視体制や遠隔からの介入方法について、さらなる議論が求められそうだ。
【参考】関連記事としては「Google/Waymoの自動運転戦略まとめ ロボタクシーの展開状況は?」も参照。













