自動運転ベンチャーの株式会社ZMP(本社:東京都文京区/代表取締役社長:谷口恒)は2018年9月4日までに、自動車関連メーカーなどが自動運転用製品を実際の車両上で検証できるようにするプラットフォームを販売すると発表した。
顧客がこのプラットフォーム上で製品検証を継続できるように、技術サポートの提供も開始する。世界初となる公道での自動運転タクシーサービスの営業実証にも乗り出しているZMP。このプラットフォームの販売は自動運転社会の到来をより一層後押しする。
ZMPはこれまで、自動運転用車両「RoboCar」やステレオカメラ「RoboVision」、走行データ収集サービス「RoboTest」などの事業を進めてきた。今回開始するプラットフォームでは①自動運転車両システム②遠隔管理システム③継続的な技術サポート—の3要素をまとめて提供する。
そのうち自動運転車両システムは、東京都内で実証中の自動運転タクシーにも搭載されているもので、指示したルート上で目的地に向かって単独で自動走行することを可能にする。自動運転車両システムの価格は5000万円からで、車両システムはリースでの導入も可能だという。
【参考】ZMPに関しては「【ZMP特集#1】「機は熟した」自動運転実用化へ デモは卒業、商業化へ—AI自動運転最前線・イノベーション・自動車革命|自動運転ラボ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) August 27, 2018