日産自動車がDNN(ディープニューラルネットワーク)技術を適用した自動運転向けアルゴリズムエンジニアを募集している。右肩上がりの自動運転分野の開発に大手企業の正社員として携わるチャンスだ。
ニューラルネットワークは脳機能にみられる特性をシミュレーションによって表現することを目指す技術で、これを発展させ多層化したものがディープニューラルネットワーク。AI(人工知能)のディープラーニング(深層学習)研究などに用いられている。
自動運転の実現においては、走行中に遭遇するさまざまな状況に対応することが必要で、複雑な状況を扱う上でDNNを利用したアルゴリズムが不可欠となる。DNNエンジニアは、自動運転開発のコアとなって自動運転の実現に積極的に関わっていくことができる重要なポジションだ。
資格として、自動運転制御技術に関する広範な知識と制御モデルを用いた開発経験、DNNに関する開発経験、開発ツールやプログラム作成に精通していることなどが問われるほか、自動車業界経験やTOEIC600点以上、自動運転に用いるセンサやアクチュエータに関する一般的な知識があると有利だ。
勤務地は神奈川県厚木市にある日産先進技術開発センターで、年収は600万〜800万円。待遇は経験やスキルに応じて変動する。
【参考】該当の求人に関しては「求人情報」を参照。日産の求人ページについては「こちら」。自動運転開発各社の求人については「自動運転業界の技術者・エンジニア採用ページ12社分を総まとめ|自動運転ラボ 」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) May 29, 2018