Googleに後塵を拝すApple、自動運転スタートアップDrive.ai買収で逆転を目論む?

米報道、優秀なエンジニア陣の獲得ねらいか



米アップル社が自動運転技術を開発する米スタートアップ企業Drive.aiの買収を検討しているようだ。米テックメディアのThe Informationが2019年6月9日までに報じた。


Drive.aiはシリコンバレーで2015年に創業した企業で、スタンフォード大学の人工知能(AI)研究所の研究者たちを擁していることでも知られる。2018年にはテキサス州で一般市民も対象とした自動運転車による配車サービスの実証実験などを開始し、注目を集めた。

報道によれば、アップル社がDrive.ai社を買収した場合、Drive.aiに所属するエンジニアがアップル側で技術開発を担うようになるという。

アップルは2014年ごろから自動運転開発を進めてきたがIT大手の中ではグーグルなどに後塵を拝しており、今回の買収で技術開発の遅れを取り戻したい考えだろうか。

【参考】関連記事としては「米スタートアップDrive.ai、テキサス州で自動運転の実証実験第2弾を開始」も参照。



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