米自動運転スタートアップのDrive.ai(本社:カリフォルニア州/最高経営責任者:Sameep Tandon)が、自動運転走行のパイロットプログラムの第2弾を米テキサス州で開始したことが2018年10月26日までに明らかになった。
Drive.aiは2015年に設立された自動運転技術開発を手がけるスタートアップ企業。スタンフォード大学の人工知能(AI)研究所に所属する研究者たちを擁し、コンピューターサイエンティストとエンジニアは既に70人以上在籍しているという。
今回のパイロットプログラムでは、Drive.aiの自動運転車がテキサス州アーリントンの中心街を周回する形で実施。中心街にあるレストランやオフィスなどの主要地点を結ぶコースだという。
パイロットプログラムに用いられたオレンジ色の車両は、日産自動車のライトバン「NV200」にLiDARやセンサーなどを搭載させたもの。ドライバーが運転席に座り、非常時には手動で運転できる状態での実施だ。車両の前部と側面には、歩行車に情報を伝えられるモニターが設置されている。
Drive.aiが実施したこのパイロットプログラムは一般の人も利用できるようにしてあり、専用端末から自動運転車を呼び出して利用することも可能だという。
【参考】関連記事としては「自動運転テスト進める全世界53社まとめ@カリフォルニア 解説付」も参照。
最新情報のまとめです 自動運転テスト進める全世界53社まとめ@カリフォルニア 解説付 https://t.co/ZaPoRlc2QR @jidountenlabさんから
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) May 22, 2018