自動運転の「目」とも呼ばれる光技術を使ったセンサー「LiDAR」の米大手Velodyne LiDAR(ベロダイン・ライダー)は2019年1月16〜18日にかけ、東京ビッグサイトで開催された「第2回自動運転EXPO」で最新製品を展示した。
ブースでは、解像度が高い全方位・長距離LiDARの「Alpha Puck」や非回転型の「Velarry」などを展示。非回転型の「Velarry」は回転がないタイプのため、車両のバンパーに埋め込むことができるのが特徴で、早くて2019年内から販売を開始する予定だという。
ベロダイン・ライダーのLiDARの販売はアメリカと中国が今のところ多く、今後は日本市場での販売も増えていくものとみられる。
同社は2019年の方針として、MaaS(移動のサービス化)を中心としたライドシェアや自動運転タクシーサービスなどを手掛けるOEM向けのLiDARセンサーの開発などに力を入れていくことを掲げている。
【参考】関連記事としては「ニコン、米Velodyne LiDARに28億円出資 自動運転の「目」に一眼レフ技術」も参照。