車の年間コスト、自動運転ライドシェアで半分に 米保険会社が推計

都市部に住む家族は車所有を辞める



自動運転車を保有するよりも、自動運転車をライドシェアする方が、年間のコストが半分近くになる——。こんな推定結果を、米オンライン保険会社のEsurance社が発表し、アメリカ国内で話題になっている。INSURANCE JOURNALが報じた。


Esurance社は自動運転車を保有して使う場合と、自動運転車をライドシェアして移動する場合について、2025年の1マイル当たりの費用を推計。それによると、前者の年間コストは7500ドル(約82万円)で1マイル当たり0.58ドル(約63円)、後者は年間コストが4550ドル(約50万円)で1マイル当たり0.35ドル(約38円)となったという。

またEsurance社は、自動運転車のカーシェアが本格的に広がれば、車を2台所有している家庭は減ると予測している。都市部に住む家庭の場合は車の所有自体を辞める可能性も出てくるという。

自動運転タクシーやライドシェアが普及すれば、家計にとっては大助かりなる——。そんな将来が早くきてほしいと望む声は多いだろう。


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