EC(電子商取引)世界大手の米Amazon.comが開発しているラストワンマイル向けの自動運転配達ロボット「Amazon Scout(アマゾン・スカウト)」が、実証実験の場をアメリカ国内で拡大させている模様だ。
Amazon Scoutはこれまで、同社が本社を構える米サンフランシスコ州のシアトルで試験運用されていたが、Amazon.comの公式ブログによれば、同州のアーバインでも実証実験を開始するという。
ラストワンマイル向けのこうした自動運転物流ロボットは、いまAmazon.comだけではなく、世界の各社が開発を急いでいる。日本では、自動運転ベンチャーのZMPがサービスの本格提供に乗り出しているほか、堀江貴文氏がアドバイザーを務めるHakobotも開発に取り組んでいる。
Amazon.comは今後も実証実験の地区を拡大するとみられ、社会実装に向けて課題の検証や社会受容性の向上にも取り組んでいく考えとみられる。
【参考】関連記事としては「ラストワンマイル向けの物流・配送ロボット10選」も参照。
今話題のラストワンマイル向け物流・配送ロボット10選 スタートアップも参戦、自動運転やAI、IT機能は当たり前の時代へ https://t.co/LjaK4w6RmC @jidountenlab #ラストワンマイル #物流 #ロボット
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) March 29, 2019