自動運転ベンチャーZMPの物流支援ロボ「CarriRo」、神奈川県で採択

ロボット共生推進プラン、イベントでお披露目も



出典:ZMPプレスリリース

自動運転ベンチャーの株式会社ZMP(本社:東京都文京区/代表取締役社長:谷口恒)は2019年11月13日までに、同社が開発する自動運転機能搭載の物流支援ロボット「CarriRo」が、神奈川県が推進する「ロボット共生推進プラン」に採択されたと発表した。

この取り組みは、ロボットと共生する社会作りによって地域の生活などを下支えするプロジェクトとして実施されているもの。報道発表によれば、公共施設内での搬送において作業効率の向上や作業負荷の軽減につながるロボットとして採択されたという。


CarriRoは自動運転機能を搭載した台車型のロボットで、ZMPによると、既に販売開始から累計140ユーザー以上の導入実績があるという。「追従モード」と「自律移動モード」があり、追従モードの最大速度は時速6キロ、自律移動モードの最大時速は3キロとなっている。

今回の採択などを受け、CarriRoは12月7日と8日の両日に県内の藤沢市辻堂駅周辺で実施されるイベントに出展される。このイベントではセコムが開発する自律走行型巡回監視ロボット「セコムロボットX2」も出展され、最新の自動運転技術を垣間見ることができる機会となりそうだ。

イベントの詳細は神奈川県の公式ページ「https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/robotown-ivent2019.html」から確認できる。

【参考】関連記事としては「【インタビュー】コンビニ実証を成功させたZMPの宅配ロボ「CarriRo Deli」、今後の開発計画は? 自動運転技術も搭載」も参照。



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