ボルボ・カーズは2019年6月13日、米ライドシェア大手ウーバー・テクノロジーズが開発する自動運転システムの搭載を可能にするSUV(多目的スポーツ車)生産車「XC90」を発表した。
発表によれば、ウーバーが開発する自動運転システムを容易に導入できるよう、XC90には各種センサーのほか、ステアリングやブレーキ機能におけるバックアップシステムやバッテリーのバックアップ電力などを搭載しているという。
こうした機能を含む基本システムが機能しなくなった場合、バックアップシステムによって車両を自動停止させるよう設計されているようだ。
またボルボ・カーズのホーカン・サムエルソン社長は「今後5年以内には、ボルボが販売する全ての車のうち3分の1が完全自動運転車になると予想しています」と述べている。
【参考】関連記事としては「ボルボの自動運転戦略まとめ コネクテッドカーの開発状況は?トラック部門は?」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) November 28, 2018