トヨタとJAXAの「有人与圧ローバ」計画、具体的な共同研究に着手 自動運転技術も活用

今年度、必要技術の識別や試作車の仕様を定義





出典:トヨタプレスリリース

トヨタの自動運転技術の活用が見込まれる月面向けモビリティ「有人与圧ローバ」について、トヨタと宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2019年7月17日までに、実現に向けて具体的な共同研究に着手することを発表した。

試作車の製作や実験、評価などを行うため、2019~2021年度の3年間の共同研究協定を締結した形。各年度の研究内容については、下記のように説明されている。







2019年度:実際の月面走行に向けて開発が必要な技術要素の識別、試作車の仕様定義
2020年度:各技術要素の部品の試作、試作車の製作
2021年度:試作・製作した部品や試作車を用いた実験・評価

またトヨタ自動車は7月1日に専門組織「月面探査車開発(室格)」を立ち上げており、「年内に約30名規模まで拡大予定」としている。

有人与圧ローバは有人月面探査に向けた月面モビリティという位置付けで、打ち上げ目標としては2029年と発表されている。2029年までのロードマップについては、下記のように説明されている。

2022年~:1/1スケール試作車の製作・評価、月極域での走行系に関するデータ取得・実証
2024年~:エンジニアリングモデルの設計・製作・評価、フライトモデル(実機)の設計
2027年~:フライトモデルの製作・性能品質検証

【参考】関連記事としては「トヨタ自動車、JAXAに協力してAI自動運転技術を宇宙で提供へ」も参照。







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