スイスのユーブロックス(u-blox)社は2019年5月3日までに、従来より高性能な高精度マルチバンドGNSS(全地球測位システム)モジュール「u-blox ZED-F9K」を新たに発表した。
同モジュールは数秒で10センチ級の精度となる測位補正機能を有しているといい、同社は「進化し続けるADAS(先進運転支援システム)と自動運転の市場のニーズに対応します」としている。
発表によれば「u-blox ZED-F9K」には慣性センサーが内蔵されていることから、トンネルや屋根のある駐車場、森林地帯などの場所で衛星信号が遮られても、高精度な測位を続けることが可能だという。
ユーブロックス社は自動車市場向けに測位用半導体などを供給しているスイス企業で、日本法人も設立している。
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