中型自動運転バスの実証実験、実施事業者の公募開始 ラストマイル向けでの実現目指し

国土交通省と経済産業省が発表



国土交通省と経済産業省は2019年6月27日までに、中型自動運転バスの実証実験を実施する交通事業者の公募を開始した。


実証実験は「中型自動運転バス公道実証実験事業(2019年度〜2020年度)」の一環として実施されるもので、ラストマイル向けの自動運転の実現につなげることで、交通事故の削減や高齢者の移動手段の確保しようという取り組みだ。

これまで両省は小型カートや小型バスを活用した実証実験に取り組んできたが、事業者からの声なども聞き、今年度から中型バスを使った実験を実施することを既に発表している。

公募期間は2019年6月26日~2019年8月23日。公募する交通事業者については「2事業者以上、2地域以上を予定」としている。公募に関する詳しい情報は「産総研:中型自動運転バスによる実証評価に係るバス運行事業者の公募を開始」から確認できる。

【参考】関連記事としては「自動運転バス、実証実験は「小型」から「中型」へ 国交省・経産省が発表」も参照。



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