イーソル社、自動運転OSの国際団体「Autoware Foundation」に参画

立ち上げ初期から実験やデモに参加



組み込みソフトウェア事業などを手掛けるイーソル株式会社(本社:東京都中野区/代表取締役社長:長谷川勝敏)は2018年12月12日、自動運転OS(基本ソフト)「オートウェア(Autoware)」の普及・促進を目指す「オートウェアファンデーション(Autoware Foundation)」=AWF=に設立メンバーとして参画することについて、報道発表を行った。


イーソル社はAutowareの立ち上げ初期から、メニーコアや同社のeMCOS(エムコス)を使った実験やデモに参加してきた。

イーソル取締役CTO(最高技術責任者)の権藤正樹氏は設立メンバーとして同社がAutoware Foundationに参画することについて、報道発表で「eSOLの高度なコンピューティングと安全性を実現するスケーラブルOSであるeMCOSを軸に、ROS/ROS2のノウハウを組み合わせてAWFに貢献していきます」と述べている。

Autowareは名古屋大学発スタートアップのティアフォー社が開発したオープンソースの自動運転OS。Autoware Foundationはティアフォー社と同社が提携する米シリコンバレーのApex.AI社、英半導体大手アームの推進団体「Linaro」が主導して設立された。

【参考】関連記事としては「オープンソースの自動運転OS「Autoware」普及へ国際業界団体設立 ティアフォー主導の「Autoware Foundation」」も参照。



関連記事