バス自動運転の技術実証、JR東日本主催のコンソーシアムが実施へ

2019年11月から2020年2月にかけ



出典:JR東日本プレスリリース

JR東日本主催の企業横断型組織「モビリティ変革コンソーシアム」は2019年11月から2020年2月にかけ、JR東日本管内の気仙沼線BRT(バス高速輸送システム)において、バス自動運転の技術実証を実施する。

実証実験は将来的な自動運転バスの実用化を目指すための取り組みだ。実証では大型自動運転バス(日野ブルーリボンシティ)を使用し、安全のためにドライバーが乗車した状態で実験が実施される。一般の人向けの試乗会などは実施しない。


具体的な実証内容は、車線維持制御実験と速度制御実験、遠隔監視システムによる車内監視と乗客の動向検知、無線を用いた信号制御による各種制御実証とされており、このほか日本の準天頂衛星(QZSS)「みちびき」を使った測位実験なども行うようだ。

実施企業はJR東日本と先進モビリティ、愛知製鋼、SBドライブ、京セラ、京セラコミュニケーションシステム、ジェイテクト、ソフトバンク、日本信号、日本電気(NEC)と発表されている。具体的な実施期間は2019年11月25日から2020年2月14日。


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