自動運転について広く一緒に啓蒙していこう——。トヨタやグーグルなどが参加する非営利団体「PAVE」(「自動運転車教育のためのパートナーズ」の略)の設立が2019年1月11日までに、米ラスベガスで開催中の世界最大級の家電見本市「CES 2019」で発表された。
企業や国の垣根を越え、広く世界で自動運転技術の知識や安全性などについてアピールすることを目的としている。自動運転に関する国の政策作りや法整備にも影響を与えていく可能性がある。
参加しているのは、トヨタやグーグル系ウェイモのほか、米GMやGM自動運転部門のクルーズ、米半導体大手エヌビディア、インテル傘下のイスラエル半導体企業モービルアイなど20社以上。別の業界団体に参加している米フォードなどは参加しなかった。
自動運転業界ではこうした啓蒙団体が既に複数あるほか、通信規格の標準化などに向けた業界団体の設立も目立ってきている。
【参考】関連記事としては「自動運転の通信規格標準化へ VW、ボッシュやエヌビディアなどと業界団体設立」も参照。
自動運転の通信規格標準化へ VW、ボッシュやエヌビディアなどと業界団体設立 https://t.co/MC851dQrc2 @jidountenlabさんから
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) July 1, 2018