駐車場シェア事業のakippa、第10期純損失は51.7%増の4.6億円 最新決算、MaaS系企業

利益剰余金は4.4億円のマイナス



左が前期、右が当期の決算公告=出典:官報

駐車場シェアサービスを展開するMaaS系企業のakippa株式会社(本社:大阪府大阪市/代表取締役:金谷元気)の第10期決算公告(2018年12月31日現在)が、2019年5月23日までに官報に掲載された。

当期純損失は前期比51.7%増の4億6355万8000円だった。当期までの利益や損失の累計である利益剰余金は4億4160万7000円のマイナス。当期純利益と利益剰余金を含む各数字は以下の通り。


▼資産の部(単位:千円)
流動資産 764,447
固定資産 28,753
合計 793,200

▼負債及び純資産の部(単位:千円)
流動負債 128,248
固定負債 106,560
株主資本 558,392
資本金 100,000
資本剰余金 900,000
資本準備金 900,000
利益剰余金 △441,607
その他利益剰余金 △441,607
(うち当期純損失 463,558)
合計 793,200

akippa社は2009年2月設立で駐車場予約アプリ「akippa」を運営するなどしている。資本金(資本準備金含む)は10億円で、主な株主は代表取締役の金谷氏やディー・エヌ・エー(DeNA)、住友商事、グロービス5号ファンド投資事業有限責任組合、トヨタも出資する未来創生ファンドなど。

【参考】関連記事としては「駐車場業界、予約アプリのakippa社とシェアサービスのシード社が提携発表 MaaS分野で事業拡大目指す」も参照。



関連記事