埼玉工業大学とフィールドオート、半導体関連展示会「セミコン」で自動運転実験車両を展示

来場者が興味津々、センサー関連技術も



埼玉工業大学のブース=出典:埼玉工業大学

埼玉工業大学と同大学ベンチャーの株式会社フォールドオート(本社:埼玉県深谷市/社長:渡部大志)は2018年12月12〜14日の3日間、東京ビッグサイトで開催された半導体製造装置の国際展示会「セミコン・ジャパン」において、自動運転の実証実験に使用している実車両などの展示を行った。

埼玉工業大学は自動運転レベル3(部分運転自動化)クラスの実証実験の実施や自動運転車両のオペレーション補助などで豊富な実績があり、2018年6月にはフィールドオート社を設立して民間企業や自治体の実証実験に参加・協力するなどしている。


今回の展示では実際の実証実験に使用されている車両を展示したほか、「自動運転の目」と呼ばれるLiDARやGNSS(航法衛星システム)アンテナなどのセンサーのマウンタの作成や配線、センサーの駆動ソフトウェアのコーディングなどの技術についても紹介した。

また、これまで実施した実証実験についての説明も来場者に対して行った。

自動運転車両について説明するフィールドオート社の渡部社長=出典:埼玉工業大学


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