中国・華為技術(ファーウェイ)、自動運転向けにクラウド事業やデータセンター

独アウディと共同技術開発も



中国の通信機器・携帯電話メーカー最大手の華為技術(ファーウェイ)が、クラウド・コンピューティング事業や自動運転車向けの専用データベースセンターを設立する計画を立てていることが、2018年10月14日までに明らかになった。米ブルームバーグなどが報じた。


華為技術と言えば、2018年第2四半期におけるスマートフォンの出荷台数でAppleを抜いたことが2018年8月に話題になった。華為技術はその後、ドイツ自動車大手のアウディと自動運転車の共同開発を行うことを発表しており、スマホ市場だけではなく自動運転部門でも躍進を狙っていることが鮮明になっている。

自動運転とクラウドと言えば、インターネット小売サービス世界最大手のAmazonの稼ぎ頭とも言えるアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が世界的に存在感を高めている。自動運転車の開発や走行にはクラウドとの連携が必要不可欠で、華為技術は今後の需要拡大を見据えて同事業を加速させるものとみられる。

【参考】関連ニュースとしては「米アマゾンのクラウドAWS、自動運転やつながるクルマの開発に貢献」も参照。


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