モバイルソリューション開発などを手がけるソフトバンクグループのリアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:酒谷正人)は2018年10月14日までに、北海道札幌市の中心部にある「狸小路商店街」の歩行者専用通行道路において、追従・自走式の配送ロボットを使った実証実験を行った。
両社によれば、実証実験に活用した配送ロボットはドイツやフランスでは公道走行の実績があるが、日本国内では初めて。セイノーホールディングスの子会社であり、「買物弱者」対策支援事業などを行うココネット株式会社(本社:東京都中央区/取締役社長:河合秀治)とともに実験を実施した。
日本国内では特に電子商取引(Eコマース)における配送需要の増加によって、ロボットによる配送体制の構築が急がれている。ロボット配送は高齢者の買い物を支援するという側面においても有用で、災害時の物資搬送などでも活躍が見込まれる。
実証実験は、北海道経済部や札幌市のビジネス交流コンベンション「No Maps」の実行委員会、シェアサイクル事業を手掛ける非営利法人(NPO)ポロクルなども協力して行われた。
【参考】関連ニュースとしては「【ZMP特集#4】話す宅配ロボ CarriRo DeliveryとTiCA デモは卒業、商業化へ—AI自動運転最前線・イノベーション・自動車革命」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 6, 2018