ドバイ警察は2018年10月14日、人工知能(AI)を搭載した自動運転の「動く無人交番」を現地で開催された技術系イベント「GITEX Technology Week」でお披露目し、話題になっている。この車両は街の中を無人で巡回することが想定されており、偵察用ドローンも備えている。
現地メディアの報道によると、この無人交番には交通違反などの罰金の「決済」機能も搭載される予定で、合わせて16の「スマートサービス」が提供されるという。このスマートサービスの技術は日本企業から提供を受けるという報道もある。また住民だけではなく旅行者の安全を守ることも目的とされているようだ。
車両は太陽光発電で自家発電・充電されるという。もし外部からの充電を必要としなくなれば、この「動く無人交番」は半永久的に街をめぐり続ける。いつローンチされるのかは定かではないが、実際にこの「動く無人交番」が実現すれば、犯罪が少ないとされるドバイがさらに安全になることを後押しすることは間違いないかも!?
【参考】関連記事としては「自動運転技術を警察が導入すると街は無人パトカーで溢れる 自動車AIイノベーションによる取締り革命」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 23, 2018