駐車場予約アプリ「akkipa」、AIダイナミックプライシングの実証実験を開始 MaaS系サービス

レンタル価格最適化でオーナー収益拡大



駐車場予約アプリ「akippa」を開発・運営するakippa株式会社(本社:大阪市/代表取締役社長兼CEO:金谷元気)は2018年10月7日までに、ソフトウェア開発を手掛ける株式会社日光企画が開発したAI(人工知能)によるリアルタイム自動ダイナミックプライシングシステム「throough(スルー)」を使って、駐車場価格の変動制に関する実証実験を行うと発表した。


ダイナミックプライシングとは、需要と供給のバランスによって、価格が代わる仕組みのことを指す。今回akippaと日光企画が取り組むのはダイナミックプライシングをAI(人工知能)に担わせ、駐車場のレンタル価格を最適化しようというものだ。

駐車場価格は曜日やイベント開催の有無といったさまざまな要因で変動するため、駐車場のオーナーが価格変更を手動で行おうとすると大変で、効果を最大化させるのも簡単ではない。akippaが無事にダイナミックプライシングのAI化ができれば、駐車場オーナーにもたらす恩恵は大きい。

実証実験はまず関西エリアによって実施され、その後は全国の駐車場に展開していく予定だという。

【参考】akippaのシェアサービスに関しては「駐車場業界、予約アプリのakippa社とシェアサービスのシード社が提携発表 MaaS分野で事業拡大目指す|自動運転ラボ」も参照。



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