「つながるクルマ」化アプリのCariot、経済産業省のIT導入補助金対象サービスに

導入で最大50万円の補助金



各種クラウドサービスを提供する株式会社フレクト(本社:東京都中央区/代表取締役:黒川幸治)は自社で開発したコネクテッドカーアプリケーション「Cariot(キャリオット)」とそのサービスを進化させ、経済産業省が推進する「IT導入補助金」対象サービスに2018年9月18日までに認定された。


「Car」と「IoT」を組み合わせた名称である「Cariot」というコネクテッドカーアプリケーションは、車両に専用デバイスを差し込むだけで、インターネット経由で幅広い車両データをリアルタイムに取得できるものだ。2016年4月より提供が開始されている。

営業車や運送車両、ダンプ・トラックなどの貨物輸送車、建設重機などに至るまで、複数車両のデータを瞬時に可視化することで、例えば、危険運転を察知してタイムリーな改善指導を行ったり、効率の良い運転指導で燃料削減につなげたりすることなどが可能になる。また、集めたデータを集計して管理を一元化することで、コンプライアンス強化や安全性向上、業務の効率化、コスト削減が実現する。

「Cariot」を新しく導入して補助金を受ける場合には、2018年9月12日〜11月19日の期間内に所定の申請手続きなどが必要。導入経費のうち最大50万円の補助金を受け取ることができる。

【参考】車両のコネクテッド化はさまざまな業界に大きな影響を与える。詳しくは「自動運転化・コネクテッド化が金融業界にもたらす変化とは? 新サービス続々登場で決済機会が増加|自動運転ラボ」も参照。



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