住友電工、「つながるクルマ」向けITSを自動車メーカーなどに提案へ 5G活用、自動運転車にも

通信会社や警察にも



世界的に注目を集めるコネクテッドカー向けの関連技術として、住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区/社長:井上治)が自動車メーカーや通信会社、警察などに対し、高度道路交通システム(ITS)に関する提案を開始するようだ。日刊工業新聞が2018年9月12日までに報じた。


報道によれば、交差点での安全運転を支援するために5G通信(第5世代通信)を活用したり、道路用感知システムや車載用情報機器などを提案したりしていくという。既にこうした技術の実証実験などを重ねており、2023年ごろから納入を開始する見込み。

コネクテッド化やITS、自動運転など、自動車・交通業界では近年、技術革新が目覚ましい。住友電気工業はこれまでにも交通システムなどでの販売で実績があり、先端技術を活用したソリューション提案などに今後も期待が集まりそうだ。


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