自動運転タクシーに「乗りたい」多数 都内のZMP実証実験に高まる期待

三和書籍が意識調査の結果発表



専門書を中心とした書籍・電子書籍出版の三和書籍有限会社 (本社:東京都文京区/代表取締役:高橋考)が2018年9月6日までに、「タクシーの利用に関する実態調査」の結果を発表した。


その中で自動運転車両を用いたタクシー、いわゆる「自動運転タクシー」についての質問もあり、「乗りたい」と回答した人は122人に上り、「乗りたいと思わない」と答えた97人を上回った。自動運転タクシーへの期待の高さが明らかになった結果と言えるが、「今はわからない」と答えた人も201人に上った。

男女別では、男性全236人のうち「乗りたい」が77人で全体の32.6%。一方女性は全184人のうち「乗りたい」としたのが45人で全体の24.5%に留まり、自動運転タクシーへの乗降意向は男性の方が高いことが分かった。

年齢別では、25〜29歳の「乗りたい」が全体の63.6%と3人に2人が興味を示し、30〜34歳では3人に1人(36.4%)が「乗りたい」と回答した。全体的に若い世代ほど乗降意向が高いという結果だ。

タクシーの自動運転は、株式会社ZMP(本社:東京都文京区/代表取締役社長:谷口恒)と日の丸交通株式会社(本社:東京都文京区/代表取締役社長:富田和孝)が、2018年8月27日に世界初の自動運転タクシーの営業サービス実証実験をスタートし、実用化に向け動き出している。このアンケートで市場の期待も大きいことがわかり、期待が一層高まる。


アンケートは2018年8月29日から8月30日に実施。全国の20歳以上の男女420人を対象に、タクシー利用実態や自動運転タクシーの乗車意向、タクシーに対する意見などを聞いた。


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