自動運転レベル4のバス、産業技術総合研究所が日立市で実証実験 LiDARなど先端8技術・センサー搭載

住民乗せた状態での遠隔運行



実証実験で使用される自動運転バス=出典:産業技術総合研究所プレスリリース

国内最大級の公的研究機関である産業技術総合研究所(所在地:茨城県つくば市/理事長:中鉢良治)は2018年8月29日までに、茨城県日立市において「ラストマイル自動走行の実証評価」を2018年10月19日に実施すると発表した。廃線敷を利用した「ひたちBRT(バス高速輸送システム)」のバス専用道路と一般道の計3.2キロで実証評価を行う。

産業技術総合研究所は、経済産業省と国土交通省の委託事業である平成30年度「高度な自動走行システムの社会実装に向けた研究開発・実証事業:専用空間における自動走行などを活用した端末交通システムの社会実装に向けた実証」の幹事機関。日立市ほか、ソフトバンク傘下のSBドライブや先進モビリティ、日本総合研究所などと共に、端末交通システムの研究開発を進めている。


実証実験で使用する小型バスは、自動運転レベル4(高度運転自動化)相当の技術を搭載する。①前方・後方・側方LiDAR②前方・後側方カメラ③自動ステアリング④自動アクセル・ブレーキ⑤自動ウインカー⑥ミリ波レーダー⑦磁気マーカセンサー⑧GNSS/QZSSアンテナ通信アンテナ—の8種類の自動運転向けセンサーが取り付けられるようだ。

実証実験では、地域住民を乗せた状態での遠隔運行や、信号機や路側センサーと自動運転バスの連携、自動運転バスへの乗降を考慮した新しい決済システムのテストなどに取り組む予定で、効率性や安全性の観点からも評価を行う。

【参考】自動運転車に必要な技術やセンサーについては「【最新版】自動運転の最重要コアセンサーまとめ LiDAR、ミリ波レーダ、カメラ|自動運転ラボ 」も参照。


関連記事