エクスモーション社はAI自動運転ソフトウェアの”技術参謀” マザーズ上場で話題に

株式公開2日後にストップ高に


自動運転車に搭載する先端ソフトウェア開発などを手掛ける株式会社エクスモーション(本社:東京都品川区/代表取締役社長:渡辺博之)が2018年7月26日、東京証券取引所マザーズに上場した。公開価格3340円を約50%上回る5000円の初値を付け、翌日にはストップ高を記録するなど投資家の間で話題になっている。







初日の終値は4865円に落ち着いたが、翌27日にはストップ高の5570円まで上昇。土日を挟んだ30日に終値5110円まで戻したものの、31日には再びストップ高となる6110円で取引を終えた。

【参考】エクスモーション社のマザーズ上場については公式サイトの「東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ」を、事業説明については「成長可能性に関する説明資料」も参照。

■組込みソフトウェアの品質改善に強み

同社は2008年創業。自動車やロボット、医療機器などの製品に組込まれる「組込みソフトウェア」の品質改善に特化したコンサルティング業を展開しており、プロジェクトの改善や提案、ソースコードの改善などの現場支援、現場で活用できるスキル習得を目指す人材育成、ソースコード診断ツールなどの提供を行っている。

自動運転やEV(電気自動車)の開発においては、組込みソフトウェアの大規模・複雑化が加速しており、膨大な要求事項の洗い出しや整理・検証、全体最適化、モデルを使ったシミュレーション、将来の追加や変更への配慮など、複雑さを解決するための設計技術が求められている。

ここに、ソフトウェアエンジニアリングに精通した同社が専門家として技術参謀の役割を担い、ワンストップ体制で支援する。自動運転など急速に発展している分野は特に需要が高く、主な取引先にはトヨタ自動車や日産自動車、SUBARU、本田技研、三菱自動車などが名を連ねている。

今後は、自動車業界でさらに高まる需要に対応するとともに、支援で培ったノウハウを他の分野に活用・展開し、コンサルティングで活用しているノウハウを積極的にツール化するなどもう一段階の成長を目指す。

2018年11月期の業績見通しは、売上高が前期比20.2%増の8億3400万円、営業利益が同14.4%増の1億4300万円を見込んでいるという。







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