Googleの自動運転エンジニア、アップルに転職しAIやSiri開発へ

ティム・クックCEO直属で指揮


米Google(グーグル)でAI(人工知能)開発を主導してきたエンジニアのJohn Giannandrea氏が、米Apple(アップル)の上級管理職に正式に加わった。今後はティム・クックCEO直属のリーダーとして、同社全体の機械学習やAI戦略、Siri技術の開発などを率いるという。







Giannandrea氏はシリコンバレーでの開発経験が長く、同氏が立ち上げたMetaweb Technologies社がグーグルに買収された2010年にグーグルに入社。AIの機械学習のリーダーとして自動運転車の開発に携わってきたほか、巨大データベースである「ナレッジ・グラフ」の開発や検索アルゴリズム「ランクブレイン」の開発などを主導してきた、いわば神クラスのエンジニアだ。

アップルは2018年6月にもグーグル系自動運転開発企業のWaymo(ウェイモ)から元上級エンジニアの女性Jaime Waydo氏を引き抜いたことが報道されており、Giannandrea氏の移籍も合わせ自動運転分野の開発力強化を推し進めている印象だ。

また、アップルはAIを利用した知的ソフトウェアの分野でグーグルなどライバル他社に遅れをとっているとも言われており、AI開発という最先端分野での挽回も図りたいところだ。

【参考】アップルのエンジニア引き抜きについては、「米アップル、Googleの自動運転エキスパート女性を獲得|自動運転ラボ 」も参照。