トヨタ自動車系ジェイテクト、自動運転対応の電動パワステお披露目

自動車業界の変化に柔軟対応



トヨタグループの自動車部品製造会社である株式会社ジェイテクト(本社:大阪市中央区/取締役社長:安形哲夫)は2018年7月12日、自動運転向けの電動パワーステアリングシステムを報道機関向けにお披露目した。同社が開発する電動パワステでは、AI・システムによる自動運転と人間による手動運転の切り替えを円滑にするという。


自動運転レベル3(部分運転自動化)まではAI・システムと人間が走行操作を局面によって分担して行う。そのため運転主体の切り替えをスムーズに行うための技術は、自動運転レベル4(高度運転自動化)や自動運転レベル5(完全運転自動化)が実現する前にはキーテクノロジーの一つであると言える。

【参考】自動運転レベルの定義については「自動運転レベル0〜5まで、6段階の技術到達度をまとめて解説|自動運転ラボ 」も参照。

ジェイテクト社は2017年10〜11月に開催された「第45回東京モーターショー 2017」で、自動運転向けのステアリングやベアリングなどの技術を公開している。今後も同社の関連製品に注目が集まりそうだ。


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