米企業によって世界30カ国で提供されている電動キックボードシェアサービス「Lime(ライム)」は2019年9月7〜8日の2日間、福岡市で電動キックボードの試乗会を含む実証実験を行った。
その実証実験が無事終わり、同社は体験試乗した人に対して実施したアンケートの結果を集計してこのほど公開した。公開された結果によると、「将来電動キックボードを使いたいか」という質問に対し、96.8%の人が「使いたい」と答えたという。
Limeのアジア太平洋地域担当のMitchell Price政府・政策担当ディレクターは報道発表において「今回の結果は、日本の皆様がLime電動キックボードに乗って新たな都市生活の可能性を心待ちにしていることを明確に示しています」と自信をみせた。
電動キックボードは手軽で環境にもやさしい。海外では既にシェアサービスが普及し始めており、日本においても、公共交通機関の最終地点から自宅や観光地までの「ラストワンマイル」に活躍する新たなマイクロモビリティとして、注目が集まり始めている。
ただ公道での走行と普及には道路運送車両法などの改正が必要とされ、いずれにしてもまだ一定程度の時間が掛かる。しかし今回96%の人が使いたいと答えたように、期待感は大きい。
Mitchell Price氏は「我々の電動キックボードが将来的に公道で走行できるよう、日本政府と協力していくことを楽しみにしています」と話している。
【参考】関連記事としては「電動キックボードを展開する企業まとめ ラストワンマイル埋める切り札」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) August 7, 2019