国立研究開発法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)は2019年9月25日までに、内閣府が主導する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期の「自動運転(システムとサービスの拡張)」において、「社会的受容性の醸成に向けた戦略策定と評価に関する調査」の実施体制が決定したと発表した。
NEDOによると同調査の公募を行った結果2件の提案があり、「社会的受容性の醸成に関する総合的な戦略の策定」や「自動運転に関する情報発信に関する企画及び実施」の実施予定先が電通名鉄コミュニケーションズと住商アビーム自動車総合研究所に、「社会的受容性の醸成に向けた取組に関する評価」の実施予定先が第一生命経済研究所に決まったという。
今回NEDOが公募した調査は、自動運転の社会受容性(アクセプタンス)の向上に向け、情報コンテンツの発信の仕方や効果測定の手法について検討することなどを目的としたものだ。事業期間は2019年度から2022年度とされている。
【参考】関連記事としては「自動運転のアクセプタンス(受容性)向上の鍵は「モニター参加」にあり(特集:自動運転の進化、鍵は実証実験!第4回)」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) August 23, 2019