MaaSプラットフォームのPoC、11月の実施前に参画企業を募集 ネクスビジョンテクノロジーズ

モビリティ市場の効率化への貢献が目的



モビリティ領域でも事業を手掛けるネクスビジョンテクノロジーズ株式会社(本社:東京都渋谷区)とドイツのMOTIONTAG社は2019年9月23日までに、日本市場に向けた新たなMaaS分析プラットフォームの概念実証(PoC)の実施を前に、PoCの参画企業を募集すると発表した。


ネクスビジョンテクノロジーズはMaaSを含むモビリティ分野の関連技術においてグローバルネットワークを有しており、世界各地の先端スタートアップと日本企業の連携を支援している。2015年設立のMOTIONTAG社はドイツとスイスで位置情報や移動情報の分析プラットフォームを提供している。

両社は今年11月に日本におけるモビリティ市場の効率化への貢献を目的にPoCを実施することを予定しているという。報道発表によれば、両社が想定しているPoCの例としては下記の通り。

  • 最適なモビリティサービスの提供することを目的としたMaaS分析
  • 宅配業、郵便業における配送・配達の最適化を目的としたラストマイル・ロジスティクス分析
  • スマートチケッティングサービスの提供を目的としたMaaS分析
  • 特定の車両を使用した乗客に対する割引サービスの提供を目的としたMaaS分析

【参考】関連記事としては「MaaS(マース)の基礎知識と完成像を徹底解説&まとめ」も参照。


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