日産自動車(本社:神奈川県横浜市/代表執行役社長:西川廣人)は2019年8月22日、自動運転に近づきつつある同社の先進運転支援システム(ADAS)「プロパイロット2.0」の技術を広く周知するため、自動でカップインするゴルフボール「ProPILOT GOLF BALL」の動画を公開した。
プロパイロット2.0は2019年9月に発売されるスカイラインに初搭載される技術。高速道路において一定条件を満たすとハンズオフ(手放し運転)が可能となるほか、ナビシステムでの目的地の設定により高速の出口までの走行支援を受けることができ、自動運転技術の実用化に向けた同社の最新技術として注目を集めている。
このプロパイロット2.0についてわかりやすく説明をすることを目的とした公開動画では、カップとは別の方向に打った少年のボールが方向を変えて「自走」する様子が描かれている。そのYouTube動画は以下だ。
日産はこの「ProPILOT GOLF BALL」について、「俯瞰のカメラでセンシングし、ボールの現在地を特定、コンピューターがグリーン内のルートを計算します。経路は無線で指示され、ボールは自動で『カップ(目的地)』に自走します」と説明している。
■体験会を2019年8月29日〜9月1日まで開催
日産はこの「ProPILOT GOLF BALL」に関する体験イベントを8月29日から9月1日までの4日間開催する。開催場所は日産グローバル本社ギャラリーで、開催時間は午前10時から午後8時まで。
【参考】関連記事としては「日産、プロパイロット2.0搭載の新型「スカイライン」を発表 高速道でハンズオフも可能に」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) July 16, 2019