車載AI向けの音声取得技術で、オンキヨーが中国・奇点汽車を支援 自動運転でも重要技術

スマートスピーカー開発でノウハウ構築



オーディオ機器大手のオンキヨー株式会社(本社:大阪府大阪市/代表取締役社長CEO:大朏宗徳)は2019年6月2日までに、中国の新興スマートEV(電気自動車)ブランド「奇点汽車」に対し、オンキヨーが得意とするAI(人工知能)向け音声の取得技術で技術提携すると発表した。


具体的には、奇点汽車の車載AIが車の中で人の音声を適切に取得できるよう支援するというもののようだ。

自動運転車やコネクテッドカーに搭載されるAIを人が音声で操作するには、さまざまな雑音や音楽が流れている環境下でもきちんと音声認識ができる技術が搭載されている必要がある。オンキヨーはスマートスピーカーの開発でこうした技術に強みがある。

奇点汽車は中国の新興EV開発メーカー「智車優行科技有限公司」傘下のブランド。2019年中にSUV(多目的スポーツ車)セグメントのEV車両を市場投入することを目指している。

【参考】関連記事としては「デンソー子会社、音声認識でAI自動運転車を操作できる技術を開発 デンソーアイティーラボラトリ」も参照。



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