独VW、ハンブルクで自動運転レベル4の実証実験を開始

レーダーなど搭載したEV「e-Golf」を使用



ドイツの大手自動車メーカーであるフォルクスワーゲン(VW)は2019年4月9日までに、自動運転レベル4(高度運転自動化)の技術を搭載した車両の実証実験を、ドイツ北部のハンブルグで開始したことを明らかにした。


同社がドイツの主要都市の公道でレベル4の実証実験を実施するのは初めて。実証実験にはVW製の電気自動車「e-Golf」が5台使用され、レーザースキャナーや超音波センサー、レーダーなどをそれぞれの車両に搭載しているという。

実証実験では自動運転ソフトウェアの評価や検証などを行い、今後の自動運転技術の開発に活かしていく。

ハンブルグでは自動運転など向けのテスト区間が開発されているほか、V2I(路車間通信)機能を備えた信号機の設置も進められており、行政機関もVWの自動運転プロジェクトを継続的に支援していく見込みだ。

【参考】関連記事としては「VW(フォルクスワーゲン)の自動運転戦略とは? 開発の進捗やロードマップは?」も参照。



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