豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市/取締役社長:宮﨑直樹)は2019年4月16日から25日まで中国・上海で実施される「第18回上海モーターショー」(Auto Shanghai 2019)に出展すると発表した。中国で関心の高いEV(電気自動車)や自動運転に関連する製品を紹介するとともに、安全性や快適性の向上に貢献する自動車部品を出品するという。
豊田合成が上海モーターショーにおいて展示する自動運転技術は「次世代フロントモジュール(コンセプトモデル)」と「次世代コックピットモジュール(コンセプトモデル)」。
次世代フロントモジュールは、ラジエーターグリルなどの外装部品に自動運転を支えるカメラやレーダー類などの周辺探知システムを統合させ、安全機能とデザイン性を両立させたモジュール。周囲に運転状況を知らせるLED外装コミュニケーションランプを搭載しているほか、樹脂製ボデーを採用した軽量化により、航続距離の延伸と意匠性の自由度も上がるという。
また、次世代コックピットモジュールは自動運転時に運転手を含めた乗客がよりリラックスできる室内空間を実現。ヒトとクルマがコミュニケーションするHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)機能を搭載したほか、スマートハンドルは内蔵されたカメラやセンサーでドライバーの状態を検知することが可能だという。
豊田合成ではコア技術であるゴム材料やLEDを活かした、イノベーションや新モビリティ技術に取り組んでおり、CASEに対応した新領域の早期事業化を目指している。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 17, 2018