空港〜丸の内、ZMPの自動運転タクシーなどで!MaaS実証の参加者募集

2019年10月21日まで応募期間延長





「自動運転タクシー」「自動運転モビリティ」「空港リムジンバス」を連携させるMaaSの実証実験が、2019年11月18日~12月1日に実施される。自動運転技術を活用したビジネスモデルの構築を目指すもので、自動運転タクシーの実証実績があるZMPなど7社が実施主体となる。

■ZMPの「RoboCar MiniVan」「Robocar Walk」が活躍

実証実験では、成田・羽田の両空港と東京丸の内エリアの店舗までへの移動を担う。具体的には、空港リムジンバスが「空港〜東京シティーエアターミナル」、自動運転タクシーが「東京シティーエアターミナル〜丸の内パークビル」、自動運転モビリティが「丸の内パークビル〜丸の内仲通り」を担う。







自動運転タクシーにはZMPの「RoboCar MiniVan」、自動運転モビリティには一人乗りの「Robocar Walk」が活用される。ZMPの谷口恒社長は自動運転ラボの取材に「スマホを使ったシームレスな移動を実現します」と意気込みを語った。

出典:ZMPプレスリリース
■自動運転タクシーサービスは日の丸交通と日本交通が担当

実施主体はZMPのほか、東京空港交通と東京シティ・エアターミナル、日本交通、日の丸交通、三菱地所となっている。このうち日の丸交通は、ZMPが去年の自動運転タクシー実証でタッグを組んだタクシー事業者だ。

今回の実証実験では自動運転タクシーのサービスは日の丸交通と日本交通が担う。自動運転タクシーの走行距離は約3キロの予定。JTBは今回の実証を通じ、MaaSサービスの商品化などを検証するようだ。

自動運転タクシーの走行予定エリア=出典:ZMPプレスリリース
■実験参加者を募集中、応募〆切を10月21日まで延長

今回の実証実験にあたり、ZMPは専用サイト(https://www.zmp.co.jp/event/zmp-maas2019)で実験への参加者を募っている。当初は10月15日(火)までの募集だったが全国から問い合わせがあったため、10月21日(月)まで応募期間を延長した。

参加者は抽選で決まり、6つのルートから抽選予約申込をしたあと、後日結果についての連絡が届く流れだ。申込は実証実験後のアンケートに協力可能なことなどが条件。抽選に当選したあと、実際の乗車の予約は専用アプリをダウンロードして行う形となる。

専用サイトでは成田空港発着の旅行代金や自動運転タクシーの料金も掲載されている。

出典:ZMPプレスリリース
■ZMP谷口社長のコメント全文

今回発表された実証実験に関し、自動運転ラボはZMPに取材を行った。ZMPの谷口社長によるコメントの全文は下記の通り。

私は、2013年、移動手段がない方に移動手段を届けたい、交通「弱」者を交通「楽」者にしたい、その想いで自動運転タクシーを構想しました。この想いに共感頂いたのが、日の丸交通の富田社長です。都心部でもタクシードライバーの高齢化の課題はとても大きな問題となっており、自動運転タクシーの実現に向けて、2017年に協業を開始、そして昨年8月、東京都事業として、世界初の自動運転タクシーを交通量の多い都心部六本木・大手町間のルートで営業走行させました。

今年は、複数のモビリティを連携させるMaaSをテーマとして事業を継続します。具体的には、空港リムジンバスと自動運転タクシー、そして、店舗までのラストマイルを一人乗り自動運転モビリティRobocar Walkを連携させ、空港から市街地の店舗まで、スマホを使ったシームレスな移動を実現します。7月に発表したRobocar Walkは、数十メートルは歩けるが数百メートルの歩行が大変な方や、ハンディキャップのある方、を対象にした新しいモビリティです。タブレットで行先を指定すると自動で目的地まで移動してくれます。

Robocar Walkが、公道を走行するのは今回が初めてです。Robocar Walkは、公共交通のスキマ(不便)を埋め、人々の利便性向上と公共交通の維持発展に貢献すると考えています。そして、単なる移動だけでなく、乗る人もすれ違う人にも笑顔コミュニケーションを生むことで、よりよい社会の実現ができればと考えております。本実証実験の公募は10月21日まで行っていますので、ぜひ「ZMPウェブサイト」よりお申し込み下さい。

■【まとめ】自動運転技術の事業化という意味でも注目

自動運転タクシーやMaaSの実証実験は世界的に盛んに行われつつある。そんな中でZMPの自動運転タクシーは日本における本命の一つだ。技術面ではもちろんだが、自動運転技術の事業化という意味でも大きく注目を集めている。







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