日本唯一の自動運転専門ニュースメディアである「自動運転ラボ」(運営:株式会社ストロボ)は、主要6転職サイトにおける2021年4月末時点の「自動運転」関連求人案件数と「MaaS」関連求人案件数をそれぞれまとめた。
■自動運転:前月比2.5%増の2万5,696件
「自動運転」の関連求人案件数(主要転職6サイト)は5カ月連続増となり、前月比2.5%増の2万5,696件だった。前月に引き続き、過去最高を更新した。
転職サイト別では、Indeedが前月比2.1%増の2万3,188件、dodaが同6.5%増の1,429件、リクナビNEXTが同6.2%増の819件、マイナビ転職が同19.6%増の122件、ランスタッドが同1.2%減の78件、エン転職が同1.6%増の60件だった。dodaとリクナビNEXTの伸びが大きい。
■センサー製造の人材を募集する派遣会社も
最近の自動運転関連求人では、大手自動車関連メーカーのセンサー製造の現場で働く人材を募集している派遣会社の案件などがあるほか、電機メーカーの半導体子会社もセンサーやセンシングデバイスを開発する人材を募集している。
■MaaS:前月比31.6%増の1,068件
「MaaS」の関連求人案件数(主要転職6サイト)は、前月比31.6%増の1,068件だった。1,000件を突破するのは初で、前月比での増加は5カ月連続。
転職サイト別では、Indeedが前月比57.8%増の712件、dodaが同0.9%減の208件、リクナビNEXTが同1.5%減の129件、マイナビ転職とランスタッドとエン転職は前月と変わらず、それぞれ5件と10件と4件だった。Indeedの増加が顕著だ。
MaaS関連の求人で新たに登録された案件としては、大手配車アプリを展開している企業によるアプリデザインの案件などがあった。MaaS事業の開発に携わるマネジャー級の求人も引き続き多くなっている。
【参考】関連記事としては「求人数、「自動運転」も「MaaS」も過去最高を更新!2021年3月末調査」も参照。
大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報)
【著書】
・自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
・“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)