百度、上海市で「Apollo Park」開設!自動運転実証の場が拡大

北京市と広州市に続き3カ所目



中国IT大手の百度(バイドゥ)は2021年8月8日までに、上海市内に「Apollo Park(アポロパーク)」を開設した。自動運転オープンプラットフォーム「Apollo (アポロ)」の実験や運用を行うための施設だ。







■北京市と広州市に続いて3カ所目となる「Apollo Park」

Apollo Parkは、上海市嘉定区にある「国際汽車城(International Automobile City)」内で開設された。百度はこれまで北京市と広東省広州市でもApollo Parkを開設しており、今回が3カ所目となる。

報道などによれば、上海のApollo Parkでは最終的に自動運転車を200台以上配備する予定のようで、路車間通信やクラウド技術、デジタルマップなどをフル活用し、最先端の自動運転技術の実証実験を大々的に展開する予定のようだ。

百度は2017年に「アポロ計画」を開始し、幅広い分野のパートナーと共同で技術開発を進めている。これまでに自動車メーカーなど70社と自動運転システム分野で提携しており、いずれはさまざまなメーカーの自動運転車のプラットフォーム部分を牛耳りたい考えとみられている。

■Apollo Parkを開設した自動運転シティ「国際汽車城」とは?

ちなみに、百度が今回Apollo Parkを開設した国際汽車城は、中国政府からの認可も受けている自動運転シティだ。約1万平方メートルの敷地面積を持ち、100種類以上の道路シーンで実証実験が行えるようになっている。

自動運転だけではなく、シェアリングサービスなどの実験地として活用されていることでも知られ、国際汽車城を拠点とした人材育成の取り組みも進められている。

国際汽車城には百度をはじめ、新エネルギー車(NEV)ベンチャーの威馬汽車科技集団(WM Motor)や小型自動運転車メーカーの新石器慧通(北京)科技、自律走行が可能な清掃ロボットを開発する北京智行者科技なども入居している。

■【まとめ】実証の場を増やしつつある百度

百度は中国の自動運転シーンをリードしている企業だ。すでに各都市の公道で自動運転の実証実験に取り組んでおり、Apollo Parkを含め、実証の場を増やしている。引き続き百度の動きに注目していきたい。

▼百度公式サイト
https://www.baidu.com/
▼Apollo公式サイト
https://apollo.auto/

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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