中国・百度が自動運転で大注目!2カ月で株価2倍、投資判断も引き上げ

IT大手ながら自動運転の分野で高い存在感



出典:Jon Russell / Flickr (CC BY-SA 2.0)

中国のインターネット検索大手・百度(バイドゥ)の株価が値上がりしている。

すでに昨年12月から約2倍となっており、2021年2月12日の終値は313ドルとなっている。株式市場のアナリストは、今回の株価の上昇は自動運転への取り組みへの期待感からだと分析している。







中国の証券会社や米国みずほ証券も目標株価を従来よりも引き上げ、投資判断も「中立」から「買い」とするケースも目立ち始めた。ちなみに以下が百度のこの1年の株価の推移だ。

出典:NASDAQ公式サイト
■自動運転バスでも自動運転タクシーでも実証実施

百度は2018年に、自動運転車の開発や実用化に向けソフトウェアプラットフォームをオープンソース化するプロジェクト「Project Apollo(阿波羅)=アポロ計画」をスタートした。

その後、国内外の自動車メーカーと続々と共同開発に乗りだし、金龍客車と開発した自動運転バスは2020年に重慶のテストルートで、乗客を乗せた自動運転レベル4(高度運転自動化)で走行実証を開始した。

自動運転タクシー車両を使った実証実験もすでに開始しており、車両の量産に乗り出すことも報じられている。また2021年1月には、米カリフォルニア州で「完全無人」による自動運転での公道試験走行の許可を受けた。アメリカでのサービス展開も視野に入っているのかもしれない。

■個人投資家からも注目を集める「自動運転」

2021年は「自動運転の目」の役割を果たすLiDARを開発する企業が続々と上場する見通しとなっており、個人投資家などからも注目の市場としてすでに認識されているようになってきている。こうした中で今後どこまで百度が株価を上げてくるのか、注目したい。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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