自動運転&MaaSの各関連求人、ともに過去最高を更新

2025年5月末、自動運転関連は5,539件



日本唯一の自動運転専門ニュースメディアである「自動運転ラボ」(運営:株式会社ストロボ)は、主要4転職サイトにおける2025年5月末時点の「自動運転」関連求人案件数と「MaaS」関連求人案件数をそれぞれまとめた。

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■自動運転:前月比8.8%増の5,086件

「自動運転」の関連求人案件数(主要転職4サイト)は2025年5月末時点で、前月比8.9%増、前年同月比9.9%増の5,539件となり、1年ぶりに過去最高を更新した。

サイト別では、dodaが前月比9.0%増の5,111件、マイナビ転職は同3.8%増の249件、ランスタッドは前月と変わらず78件、エン転職は同26.3%増の101件だった。ランスタッド以外のサイトは求人が増加した格好だ。

出典:自動運転ラボ(※クリックorタップすると拡大できます)

■万博で注目、さらなる求人増へ

日本では大阪・関西万博が開幕し、導入された自動運転バスが注目を集めている。こうした中、企業は自動運転関連のプロジェクトを加速させる事例が今後増加すると予測され、今後、求人件数はさらに増えていきそうだ。

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■MaaS:前月比13.3%増の887件

「MaaS」の関連求人案件数(主要転職4サイト)は2025年5月末時点で、前月比22.9%増、前年同月比53.3%増の1,090件となった。初めて1,000件台となり、過去最高を記録した。

主要転職サイト別では、dodaが前月比24.3%増の1,053件、マイナビ転職は同3.8%減の25件、ランスタッドは前月と変わらず10件、エン転職は同50.0%減の2件。

出典:自動運転ラボ(※クリックorタップすると拡大できます)

MaaS関連の求人では、建築・土木業界の企業がMaaS関連の知見がある人材を募集するケースが出始めている。日本政府がスマートシティや先進技術に関する各自治体への支援を強化する中、各社がMaaSを絡めた新たな都市開発などを進めたいことが背景にあるとみられる。

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■モビリティ業界の最新動向を発信

自動運転ラボはモビリティ業界に関するトピックの一つとして、求人動向の分析を続けている。

また自動運転や運転支援システムなどの分野のほか、各社によるタクシー配車アプリの展開状況やタクシー運転手の求人動向、カーリース・サブスク、自動車保険、中古車買取の業界動向の分析などにも注力していく。これらの分野の関連記事としては、以下を参照してほしい。

▼タクシーアプリのクーポン情報まとめ!DiDi、GO、S.RIDE、Uberなど
https://jidounten-lab.com/u_46697
▼タクシードライバー・運転手になるには?資格は必要?年齢制限はある?
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▼新車中古車カーリース・サブスク、おすすめ17社を比較!月額料金・口コミ・評判は?
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▼自動車保険の一括見積もりサイト、おすすめ3社の特徴解説!メリットは?
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▼中古車買取、一括査定サービス8社を徹底比較!口コミ・評判や注意点、申込方法は?
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【参考】関連記事としては「自動運転求人、5カ月ぶりに5,000件台を回復 2025年4月末調査」も参照。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)



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