一斉風靡したMaaS、求人が「過去最悪」の減少

前年比34.9%減の710件



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日本唯一の自動運転専門ニュースメディアである「自動運転ラボ」(運営:株式会社ストロボ)は、主要4転職サイトにおける2026年5月末時点の「自動運転」関連求人案件数と「MaaS」関連求人案件数をそれぞれまとめた。


MaaSはかつて、安倍晋三首相(当時)が積極的な姿勢を打ち出して日本国内で各種補助金が出始めた経緯があるが、関連求人数は前年同月比で過去最悪の減少となった。

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■自動運転:前月比2.7%増の6,717件

「自動運転」の関連求人案件数(主要転職4サイト)は2026年5月末時点で、前月比2.7%増、前年同月比21.3%増の6,717件だった。前月比での増加は5か月ぶりだ。

サイト別では、dodaが前月比2.8%増の6,101件、マイナビ転職は同2.6%増の319件、ランスタッドは前月と変わらず78件、エン転職は同2.3%減の219件だった。マイナビ転職は3か月連続増となった。

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■外資勢の動きも加速

自動運転関連求人は前月比で増加し、5か月ぶりのプラスとなった。過去の調査においても、1〜4月は求人動向が鈍化する傾向が確認されており、今回の増加は季節要因による反動とみることもできる。


一方で、国内外の企業による自動運転分野への投資や事業展開は足元で加速している。特に外資系企業の動きが活発化しており、各社が開発体制の強化や事業拡大を進めている状況だ。こうした業界全体の活況も、求人増加の背景の一つとみられる。

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■MaaS:前月比0.3%増の792件

「MaaS」(モビリティ・アズ・ア・サービス)の関連求人案件数(主要転職4サイト)は2026年5月末時点で、前月比1.3%増、前年同月比34.9%減の710件だった。前年同月比での下落率は、調査開始以来で最悪。

主要転職サイト別では、dodaが前月比0.2%減の638件、マイナビ転職は同14.6%増の47件、ランスタッドは前月と変わらず10件、エン転職は同36.4%減の15件だった。

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MaaS関連求人は、前年同月比で過去最大の下落幅を記録した。近年活発化していたMaaS分野の取り組みには一服感が見られており、また、MaaSサービスの一つとして注目されてきたライドシェアについても、日本国内では全面解禁に至っておらず、市場拡大への期待が限定的な状況が続いている。


こうした点が関連求人の減少につながっているものとみられる。

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■モビリティ業界の求人をウオッチ

自動運転ラボではモビリティ業界の最新ニュースの発信のほか、求人動向の分析を続けており、求人調査を継続的に実施している。また、タクシー配車アプリの展開状況やタクシー運転手の求人動向、カーリース・サブスク、自動車保険などの業界動向の分析も行っている。

◉自動運転が可能な車種一覧(タイプ別)
https://jidounten-lab.com/u_autonomous-car-type
自動運転レベルの定義とは?【0・1・2・3・4・5の解説表付き】
https://jidounten-lab.com/autonomous-level
◉MaaS(マース)とは?移動手段を一元化、次世代交通の象徴
https://jidounten-lab.com/y_maas-toha-2020
◉自動車保険・保険会社の選び方、6つの比較ポイント
https://jidounten-lab.com/u_50035
◉中古車買取、一括査定サービス8社を徹底比較!口コミ・評判や注意点、申込方法は?
https://jidounten-lab.com/u_48288

【参考】関連記事としては「MaaS求人、すでに「ピークアウト」濃厚」も参照。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)




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