ライドシェアよりも「夜勤タクシー」が断然稼げる・・・って本当?

気になる求人4選【2025年5月版】



日本でも急速に進む自動運転開発。自動運転技術はクルマのほかロープウェイなどでも活用されており、自動運転関連の開発経験がある人材は引く手あまたとなっている。

また高収入を目指すなら、いま話題のライドシェアドライバーよりもタクシーの夜勤ドライバーの方がおすすめだという声もあり、その点を強調する求人もある。

自動運転ラボ恒例の「気になる求人」記事の2025年5月版では、各社が公開している案件から、特に注目したい自動運転&MaaS案件をピックアップして紹介していく。

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■ハト交通:夜勤タクシードライバー

千葉県千葉市に本社を置くハト交通では「巷で話題のライドシェアよりも断然稼げる!」とアピールし、タクシードライバーを急募している。基本の勤務時間は、「日勤(8:00~17:00)」「夜勤(17:00~26:00)」「隔日勤務(8:00~26:00/1日働くと次の2日休み)」となっており、土日は必ず休みたいといった自分の都合にも合わせて働くことができる。

同社はタクシーアプリ最大手のGOを導入して以来、さらにドライバーが稼ぎやすくなったという。ハト交通では100名以上在籍する年収500万越えのトップドライバーから、効率的な回り方・アプリの使い方、周辺地理など再現性がある本当の稼ぎ方を伝授できる体制を整えている。「稼ぎたい」という理由で30〜40代の若手も、続々と同社に転職しているようだ。

月給は17万5,000円+歩合給となっている。月に約13日出勤し1日約30~35名のお客を乗せると、年収400万円が可能になる。試用期間は3カ月で、試用期間中の月給は 20万〜46万5,000円だ。

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■交通安全環境研究所:新型自動車の審査

国内唯一の国交省指定の認定審査機関である自動車技術総合機構 交通安全環境研究所の自動車認証審査部では、新型自動車の審査を担う人材を募集している。日本国内での販売が予定されている新型車が国の定める安全・環境基準に適合しているか審査を行うという内容だ。

応募には、自動車分野における設計・開発・評価または、自動車分野以外も含む情報セキュリティ関連のシステム設計・構築、規程類の整備・監査のいずれかの経験が必須となる。

勤務地は東京都調布市で、月に数回の国内出張と年に1〜2回の海外出張がある。なお実車試験は同研究所の自動車試験場または自動車メーカーの試験施設で実施する。基本給は月給19万8,240円からで、大学学部卒で月給22万7,590円以上となっている。

https://jp.indeed.com/viewjob?jk=7607066f9a046203&q=%E8%87%AA%E5%8B%95%E9%81%8B%E8%BB%A2&tk=1is28ngaqgmed81b

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■Zip Infrastructure:自走型ロープウェイの自動運転エンジニア

出典:Zip Infrastructureプレスリリース

自走型ロープウェイ「Zippar」の開発を手掛けるZip Infrastructureでは、自動運転エンジニアを募集中だ。具体的な職務内容は、自走式ロープウェイにおける自動運転システムおよび中央監視システムや駅システムの仕様策定、開発パートナーマネジメント、各路線におけるシステム導入計画及び導入のリードとなっている。

対象となるのは、自動車の自動運転システムの開発または事業会社・自治体における自動運転プロジェクトに携わった経験がある人だ。自動運転システムに関するハードウェア、ソフトウェアの知識、導入プロジェクトにおけるマイルストーン設定とその管理、システム開発のリードまたはマネジメント経験がある場合は早期にスキルを生かせるようだ。

勤務地は、福島県南相馬市の本社と神奈川県横浜市の支社。月給は67万円〜で、初年度の年収は804万円が想定されている。

https://tenshoku.mynavi.jp/jobinfo-403267-5-12-1/

■KINTOテクノロジーズ:フロントエンドエンジニア

トヨタグループの金融、モビリティサービスの内製開発組織であるKINTOテクノロジーズでは、クルマのサブスク「KINTO ONE」のWebサイトの開発や運用を担当する人材を募集している。具体的には、公式サイトのトップページや車種詳細ページなどの改善を推進するチームと協業し、コンテンツの改善や機能追加を行ったり、開発スピードと生産性を高めるための新技術導入や運用設計、またビジネス要件を効率的に満たすためのアーキテクチャの検討と実装を行ったりするという。

応募の際は、React.jsでの開発経験とBtoCのWebサービス開発経験が必須となる。勤務地は東京都中央区の室町オフィス、東京都千代田区の神保町オフィスで、予定年収は490~900万円のようだ。

https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3012691692/

■【まとめ】高収入を狙うならタクシー運転手も選択肢

日本でも自動運転タクシー実用化のため各社がテスト走行などに取り組んでいる状況にあるが、自動運転技術は乗用車のほかバスやロボット、ロープウェイなどにも幅広く搭載されるようになっている。中には自動運転開発の経験がなくても応募可能な職種もある。この業界にチャレンジするなら今がチャンスだ。

そして高収入を狙うなら、タクシードライバーも選択肢として考えてみてほしい。基本的に年齢や経験を問わず、誰でもチャレンジすることができる。

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記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)



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