自動運転求人は前月比1.0%減、MaaSは3.8%増 2025年3月末調査

国が取り組み加速、民間も積極投資へ



日本唯一の自動運転専門ニュースメディアである「自動運転ラボ」(運営:株式会社ストロボ)は、主要4転職サイトにおける2025年3月末時点の「自動運転」関連求人案件数と「MaaS」関連求人案件数をそれぞれまとめた。

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■自動運転:前月比1.0%減の4,676件

「自動運転」の関連求人案件数(主要転職4サイト)は2025年3月末時点で、前月比1.0%減、前年同月比6.7%減の4,676件となった。

サイト別では、dodaが前月比1.6%減の4,249件、マイナビ転職は同1.3%減の236件、ランスタッドは前月と変わらず78件、エン転職は同24.2%増の113件だった。エン転職は2カ月連続の大幅増。

出典:自動運転ラボ(※クリックorタップすると拡大できます)

■国の動きに合わせ民間も積極投資へ

日本の自動車メーカーなどが自動運転タクシーの展開に向けて具体的な計画を発表する中、日本政府は社会実装の際に課題となる点の洗い出しや解決策の検討などを進めており、いよいよ自動運転モビリティを日本人が利用し始める土台作りが本格化している。

こうした国の動きの流れにのり、多くの民間企業が自動運転分野への投資に積極的になり、関連求人が増えていくことが予想される。

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■MaaS:前月比3.8%増の783件

「MaaS」の関連求人案件数(主要転職4サイト)は2025年3月末時点で、前月比3.8%増、前年同月比10.6%増の783件だった。

主要転職サイト別では、dodaが前月比3.8%増の744件、マイナビ転職は同9.1%増の24件、ランスタッドは前月と変わらず10件、エン転職も前月と変わらず5件だった。

出典:自動運転ラボ(※クリックorタップすると拡大できます)

MaaS関連の求人では、昨年4月にスタートした日本版ライドシェアの求人は落ち着いているものの、鉄道やバスなどの公共交通機関のデジタル対応などが進む中、関連システム・アプリの開発を手掛ける企業による求人が増えている。

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■モビリティ業界を幅広くカバー

自動運転ラボはモビリティ業界に関するトピックとして、求人動向を分析している。そのほか、タクシー配車アプリの展開状況やタクシードライバーの求人動向、カーリース・サブスク、自動車保険、中古車買取の業界動向の分析など、関連分野を幅広くカバーしている。関連記事は以下を参照してほしい。

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記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)



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