
この記事では、フードデリバリー配達員の求人や応募方法、仕事内容などについて、代表的な4つのデリバリーサービス「Uber Eats」「menu」「出前館」「エニキャリ」についてそれぞれ説明する。
フードデリバリーの配達員を副業にしている人が多いが、本業として月数十万円を稼ぐ人もいる。自分の好きな場所・時間に働くことができることから、フードデリバリーの配達員は人気の職種に1つとなっている。
menu配達員 登録
Uber Eats 配達パートナー
記事の目次
■おすすめの配達員募集サイト
自転車や軽自動車でデリバリー中の配達員を見かけたことがある人は多いはずだ。配達員のバッグなどに付いているロゴが印象的で覚えている人もいるだろう。まずはどんなデリバリーサービスで配達員を募集しているのかについて代表的なものを4つ紹介する。

国内発のフードデリバリーサービスだ。2020年サービス開始と比較的新しい。専用アプリやウェブサイトから飲食店へ食べ物を注文し、自宅や職場などに配達してもらうことができる。フードデリバリースタッフとして働く人は、配達員と呼ばれる。
配達員は、配達距離に応じて発生する基本報酬の他に、ランクに応じて基本報酬がアップするランクボーナス、需要の多い時間帯での配達を行ったときのブースト報酬なども用意されている。このため、より稼ぎやすいシステムが設定されている。
地域によって、何時から何時まで配達を行えるという時間帯が違うが、少しずつエリアごとの配達時間は拡大されている。
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Uber Eats(ウーバーイーツ)
フードデリバリーサービスの代表的存在が、米国発のUber Eats(ウーバーイーツ)だ。2016年から日本でもサービスをスタートした。料理やファーストフードのほか、食料品、日用品なども扱っている。Uberは配車アプリのUberタクシーも展開しているため、これまでUberを利用したことがある人は多いのではないだろうか。なお配達員は、「配達パートナー」と呼ばれている。こちらは黒字に緑のロゴがトレードマークになっている。
Uber Eats(ウーバーイーツ)は現在、全都道府県でサービスを展開している。フードデリバリーを依頼することを「ウーバーする」とも表現するくらい、Uber Eats(ウーバーイーツ)は日本でもデリバリーサービスの代表格に成長した。
【参考】関連記事としては「Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナー、始め方・登録方法や報酬は?徹底解説」も参照。
【参考】関連記事としては「Uber Eats 配達パートナーの稼働可能エリアは?都道府県・市町村別」も参照。
出前館
日本最大級の出前サイトで、10万店舗以上取り扱い店舗数を有する。ピザや寿司、カレー、中華、弁当、パーティ用ケータリング・酒類などさまざまな料理・食品のフードデリバリーを行っている。現在、47都道府県全てでサービスを提供中だ。
「できたてをお届け」「清潔感のある身だしなみ」「正確なお届け時間」「分かりやすく誠意あるお問い合わせ対応」が特徴で、クレジットカードのほか各種QRコード払いなど多数の支払い方法に対応している。
エニキャリ
エニキャリは、ラストマイル物流に特化した物流ソリューション事業を展開している。各店舗からの配送を担当するプラットフォームを構築しているのがエニキャリだ。料理のほか、日用雑貨や薬などのデリバリーサービスも手掛けている。配達員は「キャリースタッフ」と呼ばれている。
エニキャリは、全国25都道府県・200以上の市町村で店舗からの即時配送を行う配送サービスを展開している。また、Amazonから委託された荷物の配送も担っている。稼働エリアは雇用形態により異なる。
■フードデリバリー配達員の求人・応募の流れ
次に、各デリバリーサービスにおける稼働までの手順を説明する。
18歳以上で以下の条件を満たしていると、誰でも配達員として登録できる。
- 過去に登録を抹消されていない
- 登録の内容に不備や虚偽がない
- 反社勢力に該当しない
以下の流れで応募する。
- 1. 登録サイトでメールアドレスを入力する
- 2. 受信したメールから登録フォームにアクセスする
- 3. 登録フォームに必要事項を入力する
- 4. 審査を通過して登録される
最初に、menu公式サイトにアクセスし、メールアドレス記入フォームにメールを記入する。
記入したメールアドレスに、登録フォームのURLが記載のメールが送られてくるので、そのフォームから登録する流れだ。
国籍と配達で使う車両の種類を選択し、氏名や住所などを記入する。その後に、身分証明書を提出する。また、バイクや軽貨物で配達する人は、以下の書類も提出する。
- 運転免許証
- 自賠責保険証
- 軽自動車届出済証
- 任意の自動車保険証券
これらの選択や記入、提出が済むと審査が行われ、審査通過で配達員として登録される。通常は2週間程度の審査期間だ。応募が殺到しているときは、審査が長引くこともあるので、ある程度の時間をもって応募しよう。
配達員として配達を行うときは、時期によっては食べ物が冷めないように保温バッグを使う。menu公式の保温バッグの他に、市販のバッグを使っても構わない。

Uber Eats(ウーバーイーツ)

18歳以上であれば配達パートナーとして登録可能だ。ドライバーアプリをダウンロードし、 アカウントを作成して書類を提出すると、72時間以内に承認される。その後に交通安全クイズを修了すると、最大72時間でアカウントが有効になり、利用規約に同意をすると配達がスタート可能になる。登録後はアプリをオンラインにするだけで、好きな時に稼働できるようになる。
- ①アカウント登録
- ②身分証明書や運転免許証など必要書類の提出
- ③アカウントの有効化
必要書類は下記となる。
【徒歩または自転車の場合】
- 身分証明書
- プロフィール写真
【原付バイク(125cc以下)の場合】
- 運転免許証
- 自賠責保険証書
- ナンバープレートの写真
- プロフィール写真
【軽自動車やバイク(125cc超)の場合】
- 運転免許証
- 車検証または軽自動車届出済証
- 自賠責保険証
- 任意保険または自動車共済証書
- ナンバープレートの写真
- プロフィール写真
以下のリンクから応募できる。
Uber Eats 配達パートナー
【参考】関連記事としては「Uber Eats の配達のやり方・方法は?アプリの使い方も解説」も参照。
出前館
出前館では、応募から土日祝日除く最短1日で配達開始できる。雇用形態は、Wolt(ウォルト)やUber Eats(ウーバーイーツ)と同様に業務委託で、成果報酬制となる。応募は18歳以上(高校生不可)で、日本語での会話が可能、任意保険への加入(バイク、車を利用する場合)という条件がある。
配達までのステップは下記となる。
- 応募
- 本登録
- 研修動画視聴
- 配達員アカウント発行
必要書類は下記だ。
【自転車の場合】
- 顔写真付きの本人確認書類
【バイク・または車の場合】
- 運転免許書
- 自賠責保険証明書
- 車検証(標識交付証明書/軽自動車届出済証)
- ナンバープレート写真
- 任意保険証明書
エニキャリ
エニキャリの配達員(キャリースタッフ)は、直接雇用の社員・アルバイトが中心となっている。この記事では、アルバイトについて説明する。15歳以上であれば働くことができるが、中学生は不可となっている。ユニフォームや自転車、配送用カバン、スマホバッテリーなどの配送に必要な物は全て揃っているため、手ぶらで出勤可能。また、待機所があるので休憩もゆっくり取ることができるようだ。最短で面談後の即日から勤務が可能だという。
「完全時給制」のアルバイト、出勤が必要といった点がWolt(ウォルト)やUber Eats(ウーバーイーツ)などと違う部分だ。WoltやUberは、業務形態は「業務委託」、報酬は「完全出来高制」となっている。また高校生でも勤務できるため、学生でも働きたい人には嬉しい点だろう。
エニキャリの稼働までのステップは以下だ。応募拠点は渋谷・神田・蒲田、勤務地は東京・横浜・名古屋・大阪のいずれかのようだ。
- ①公式LINEで面談日程調整
- ②ウェブ面接を実施
- ③合否連絡
■フードデリバリー配達員の仕事や報酬
配達パートナー・配達員またはデリバリーバイトの仕事の流れや報酬について説明する。
menu配達員の報酬は、基本報酬を元に考える。配達を行うごとにEXPが加算され、そのEXPによってランクが決まる。そして、ランクが上がるほど基本報酬が増え、最大で1.7倍増える仕組みだ。ちなみに、基本報酬は上限が1,200円で、これにランクの倍率がかけられる。
例えば、週5で毎日8時間配達を行うとしよう。そして、1日に20回配達して、1回の配達で700円を稼いだとする。
この場合は、1日で700円×20回の14,000円得られて、5日間で70,000円稼げる計算だ。これを1か月に4週稼働するとすると、70,000円×4で280,000円となる。より多く稼ぐには、何回配達をするかがポイントだ。都心部ほど配達可能な時間が多く、24時間配達できるエリアもある。
ちなみに基本報酬は以下のような仕組みだ。
基本報酬は、menu配達員として得られる基本的な収入となる。固定報酬と距離報酬で構成される内容だ。
- 固定報酬 : 260円/件
- 距離報酬 : km(ピック)×km(ドロップ)×40円
- 基本報酬上限 : 1,200円
固定報酬は、配達を行ったときに支払われる固定金額の報酬である。そして、距離報酬は店舗まで向かったときのピックの距離、店舗で商品を受け取ってから配達先までのドロップ距離と、両方を計算に入れる。移動距離が長いほど得られる収入が増える。実際の計算は以下の式を使う。
・((ピック距離+ドロップ距離)の2乗)×40 + 260
これが基本報酬だ。これに、ランクボーナスやブースト報酬、チップなどが加算される。チップは配達先からもらえる報酬だが、毎回得られるわけではない。
menu配達員 登録
Uber Eats(ウーバーイーツ)

最終的に獲得する配送料は、「予定配送料(基本金額+配達調整金額)+チップ」で計算される。週払いとなる。
基本金額は、配達で獲得する配送料の基準となる金額だ。この金額は、配達に費やす予定時間、商品の受け取り場所や届け先が複数あるかどうかを基に算出される。また、注⽂数や稼働中の配達パートナーの⼈数によっても変動する。
配達調整金額は、通常の目安よりも交通状況が混雑している場合や商品受け取り場所での待ち時間が長い場合、配達パートナーの数が少なく通常よりも配達の需要が高い場合といった状況において加算されるものだ。
実際にどのくらい稼げるかについては、稼働するエリアや時間帯、需要の多さなどにより異なるため一概には言えないが、1回の配達で500円前後の報酬が得られることが多いようだ。1件の配送における所要時間は約15分で、1時間あたり4件請け負うことができる計算になる。コンスタントに配達リクエストが入った場合、時給にすると2,000円ほど稼げることになる。
【参考】関連記事としては「Uber Eats 配達パートナー、報酬の仕組み・よくある質問を徹底解説!」も参照。
出前館
報酬は1件の報酬×配達件数で決まる。配達報酬は「基本報酬(400円)×ブースト」で計算される。ブーストとは、配達距離や曜日、時間帯、天候などを考慮して上乗せされる報酬のことを指す。タイミングにより、配達員向けキャンペーンで酬がアップすることもある。
実際の報酬は、1件あたり450〜550円が多いようだ。バイクや自動車で移動時間を短縮し、数をこなすことで報酬アップが見込めそうだ。注文の入り方次第では時給2,000円ほどになるかもしれない。
エニキャリ
アルバイトは時給制で、東京の場合は時給1,100円以上となっている。完全時給制のため、一般的な業務委託のデリバリースタッフとは違い、安心して稼ぐことが可能だという点がメリットだ。ダブルワークもできる。
公式サイトでは、時給は下記となっている。給与は前払い可能で、全国のコンビニATMで働いた翌日以降に引き落としできる。
・東京・神奈川:1,100〜1,800円
・愛知:1,000〜1,600円
・大阪:1,030〜1,600円
■デリバリーサービス各社の特徴
デリバリーサービスの特徴やメリットについて、それぞれ詳しく説明する。
menuには、以下のような特徴がある。
- 地域の人気店から大手チェーン店まで網羅
- 注文後にリアルタイムで配達員の位置を追跡できる
- PayPayやLINEPay、クレジットカードなどと多彩な決済方法に対応
- 専用のカスタマーサポートを完備
配達料金が明確に明示されるようになっており、距離や時間での変動が少ない。需要と供給のバランスで急激に価格が変わることがない。アプリやウェブサイトが直感的で使いやすい。また、キャンペーンが豊富である。
提供エリアは、東京・大阪・福岡の大都市圏、そして、札幌・仙台・広島・熊本などである。どんどん提供エリアや提供時間は拡大されている。
初回利用者向けには、初回注文特典が用意されている。割引クーポンであり、1,000円OFFや30%割引などである。また、注文でポイントをもらうこともでき、初回注文時にはより多くのポイントが付与される。また、初回注文では送料無料になることが多い。
リピーター向けの特典も用意されている。注文金額に応じたポイント付与があり、次回以降の注文で使える。割引クーポンが配布されることもある。さらに、誕生日特典や紹介プログラム、季節限定キャンペーンなどと、特典が盛り沢山だ。

Uber Eats(ウーバーイーツ)

仕事や日常生活の目標達成に役立つ特典をご提供するプログラム「Uber Eats Pro」という仕組みがある。配達を完了するたびに付与されるポイントを集めると、さまざまな特典が利用可能になる。
具体的には、レストランでの割引や安全装備購入の際の割引、オンラインでの優先サポートといったものだ。配達1件につき1ポイントが付与され、ランクが上がるほど、さらに多くの特典を利用できるようになる。
Uber Eats 配達パートナー
【参考】関連記事としては「Uber Eats 配達パートナー、報酬の仕組み・よくある質問を徹底解説!」も参照。
出前館
1配達で最大200円アップといったキャンペーンを行っていることがある。初めて出前館で働く人は、このタイミングを狙うのがいいかもしれない。
エニキャリ
ユニフォームや自転車、配送用カバン、スマホバッテリーなどの配送に必要な物は全て揃っているため、スマホを持てばそのほかは手ぶらで出勤できる。デリバリーの際の乗り物は、電動アシスト付き自転車または屋根付き3輪バイクが用意されている。高校生でも応募できるのがエニキャリの大きな特徴の1つだ。
■よくある質問・Q&A集
配達パートナー・配達員の仕事を検討するにあたり、疑問点をQ&A方式で紹介する。
仕事はきつい?厳しい?
業務委託の配達パートナー・配達員は自分のペースで働くことができるため、仕事が集中することはない。時間的・体力的にきつくなったら、仕事を受ける受けないは自分で決めることができるため、休みを好きに取ることができるのも魅力の1つだ。
高額な報酬を得ることは可能?
上記の回答と相反するようだが、業務委託で報酬アップするためには、より多くの案件を受けていく必要がある。体力的にきつくはなるかもしれないが、働けば働くほど多くの報酬を得ることができるのが、完全出来高制のメリットと言える。
日払い・週払いは可能?
サービスにより、毎週払い、月2回払いなどと支払いタームが決まっている。
デリバリーに必要なバッグ・ウェアは自分で用意するの?
エニキャリでは、全て支給となっている。その他のサービスでは、保温・保冷効果のあるバッグを用意する必要がある。各社で購入も可能で、配達バッグはWolt(ウォルト)で2,200円(中古品)または3,600円(新品)、Uber Eats(ウーバーイーツ)で4,000円などだ。キャンペーンなどで必要物が割引になったり支給されたりする場合もあるため。応募の際は確認しておきたい。
接客することもあるの?
デリバリーにおいて、やりとりをするのは飲食店と注文者になる。丁寧な対応を心がける必要はあるが、セールスなどはすることはなく、必要以上の会話も不要だ。ただし食べ物を運ぶ以上、清潔感のある服装をすることを常に心がけよう。
■【まとめ】一度登録しておけばすぐに稼働可能に
近年、業務委託の配達パートナーなどの「ギグワーカー」といった働き方をする人が増えてきた。好きな時間に好きな場所で稼働できるため、副業として人気となっている。在宅でのリモートワークの運動不足解消に始める人もいるようだ。
時給制のアルバイトではないため、一度登録すれば必ず稼働しなくてはいけないというわけではない。空いた時間にデリバリーのオーダーを受けるというスタンスでいい。まずは登録しておくと、スキマ時間にお小遣い稼ぎができそうだ。
【参考】関連記事としては「タクシーアプリのクーポン情報まとめ!GO、S.RIDE、Uberなど」も参照。









