未発売でもAppleが3位!米国での自動車購入意向調査

Strategic Visionが実施、1位はトヨタ



米コンサルティング企業のStrategic Visionはこのほど、新車購入で将来的にどのブランドを検討したいかを聞いた最新の調査結果を発表し、まだ自動車を発売していないAppleが26%で3位にランクインした。







この調査は、アメリカ国内で新たに車を購入したユーザー約20万人を対象に実施されたもので、毎年実施されている。調査対象のブランドは45以上で、今回の調査からAppleがブランドに加えられた。

前述の通り、Appleは自動運転EV(電気自動車)を開発しているが、まだ車両は発売していない。にも関わらずAppleが3位にランクインしたことは、アメリカ人におけるAppleの人気度や信頼度の高さをうかがわせる。

■トヨタが1位、テスラは4位

以下が同調査のトップ10だ。トヨタが1位(38%)、ホンダが2位(32%)となっており、TeslaはAppleよりも順位が低く4位(20%)だった。

  • 1位:Toyota(38%)
  • 2位:Honda(32%)
  • 3位:Apple(26%)
  • 4位:Tesla(20%)
  • 5位:Lexus(19%)
  • 6位:BMW(17%)
  • 7位:Audi(16%)
  • 8位:Porsche(11%)

ちなみにこの調査では、「品質に対する印象」も聞いており、その結果、Appleが24%のユーザーから高い評価を受けた。パーセンテージで比較すると、トヨタは15%、ホンダは13%、テスラは11%となっており、Appleに比べると低い。

Strategic VisionのAlexander Edwards社長は「Appleの強力なブランド認知度や信頼度を考えると、自動車メーカーは相当に気を引き締めることが求められる」と述べている。

■Appleが業界の勢力図を大きく変える?

Appleは自動車を開発していることを正式に発表しているわけではない。しかし、自動運転車の実証許可や関連技術の特許を申請・取得していることや、製造に関して自動車メーカーなどと検討を進めていることを考慮すると、Appleが自動車を開発していることは確実と言える。

もしAppleが従来型の自動車の概念を覆し、かつ多くの消費者の心を掴めば、自動車業界の勢力図が大きく変わる可能性が出てくる。少なくともStrategic Visionの調査結果は、Appleが自動車を発売すれば、売上のスタートダッシュはうまくいきそうなことを示唆している。

▼Apple Already Has Greatest Future Vehicle Consideration Among Automakers, Reports Strategic Vision
https://www.strategicvision.com/post/apple-already-has-greatest-future-vehicle-consideration-among-automakers-reports-strategic-vision

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)









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