トヨタが提携のAurora、自動運転で「テキサスUターン」もクリア

「Aurora Driver Beta 2.0」を発表



出典:Aurora Innovation公式サイト

トヨタが提携している米Aurora Innovationは2022年4月5日までに、トラック向けの自動運転システム「Aurora Driver Beta 2.0」を発表した。

報道発表によれば、従来のシステムと比べ、高速道路や郊外の道路での機能が進化していることが特徴で、例えば高速道路での自動運転に関しては、「テキサスUターン」にも対応しているという。


■「テキサスUターン」とは?

テキサスUターンは「テキサスターンアラウンド」(Texas Turn-around)とも呼ばれており、テキサスの高速道路などで見られる道路の形状だ。以下がテキサスUターンのイメージ図となっている。

出典:Scott Nazelrod(Public Domain)

上記のイメージ図からも分かるように、地表より低い場所を高速道路が、その高速道路を囲むように地表では側道が走っており、片方の側道からもう片方の側道へUターンできるようになっている。これがテキサスUターンだ。

自動運転トラックの実用性を高めるためには、こうした独特な道路形状にも対応した自動運転システムでなければいけない。

■障害物の検出可能距離が2倍に

Aurora Driver Beta 2.0はそのほかの注目点もある。カメラの解像度が上がり、障害物を検出できる距離が従来の2倍になった。一時的な速度制限や車線閉鎖の看板なども識別し、適切な走行・停止動作につなげることが可能だという。


Google・Tesla・Uberで自動運転開発を行っていた3人によって2017年に設立されたAurora Innovationがどんどん進化している。トヨタとデンソーと提携していることもあり、日本にとっても注目のアメリカのスタートアップ企業だ。

▼Aurora Innovation公式サイト
https://aurora.tech/

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)





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