
日本唯一の自動運転専門ニュースメディアである「自動運転ラボ」(運営:株式会社ストロボ)は、主要4転職サイトにおける2025年10月末時点の「自動運転」関連求人案件数と「MaaS」関連求人案件数をそれぞれまとめた。

■自動運転:前月比1.8%増の6,363件
「自動運転」の関連求人案件数(主要転職4サイト)は2025年10月末時点で、前月比1.8%増、前年同月比23.1%増の6,363件となり、6カ月連続の過去最高となった。
サイト別では、dodaが前月比2.9%増の5,982件、マイナビ転職は同13.0%増の220件、ランスタッドは前月と変わらず78件、エン転職は同22.4%減の83件だった。

■事業開発の経験者にチャンス到来?
自動運転技術の研究開発は依然として進められているが、今後は実証段階から商用化フェーズへと移行する中で、事業開発やサービス企画など実用化に直結する職種の募集が増加すると考えられる。
一方で、自動運転ビジネスの実務経験を持つ人材は国内ではまだ限られており、異業種からのキャリア転換を志す人にとっては大きなチャンスとなりそうだ。
■MaaS:前月から横ばいの765件
「MaaS」の関連求人案件数(主要転職4サイト)は2025年10月末時点で、前月からは横ばい、前年同月比7.3%減の765件となった。
主要転職サイト別では、dodaが前月比1.0%増の720件、マイナビ転職は同20.0%減の32件、ランスタッドは前月と変わらず10件、エン転職は同50.0%増の3件だった。

MaaS関連の求人では、アプリ開発エンジニアの募集が底堅く推移している。デジタルサービスの展開においては、アプリの定期的なアップデートや脆弱性への対応が常に求められており、この傾向は今後も継続すると考えられる。

■モビリティ業界を継続分析
自動運転ラボではモビリティ業界の求人動向の分析を続けており、求人調査を継続的に実施している。そのほか、タクシー配車アプリの展開状況やタクシー運転手の求人動向、カーリース・サブスク、自動車保険、中古車買取の業界動向の分析も行っている。
▼自動運転バスの実用化状況・車種は?【導入コストのデータ付】
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▼自動運転タクシーとは?アメリカ・日本・中国の開発状況は?
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▼空飛ぶクルマとは?英語で何という?実現はいつになる?
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▼審査に通りやすいカーリース一覧
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▼中古車買取、一括査定サービス8社を徹底比較!口コミ・評判や注意点、申込方法は?
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【参考】関連記事としては「再び過去最高!自動運転求人、前月比5.3%増の6,251件」も参照。










