自動運転車・コネクテッドカー向けにデューデリジェンスサービス提供 チェンジ社が発表 IoTセキュリティ対策で

福留社長「日本では取り組みが不足」



サイバーセキュリティに関連する包括的診断やコンサルティングサービスを提供してきた株式会社チェンジ(本社:東京都港区/代表取締役:福留大士)は2018年8月22日までに、コネクテッドカー特化型のIoTセキュリティ・デューデリジェンス(評価・レビュー)サービスを開始すると発表した。


具体的には、アプリやIoTデバイスのソフトウェアについて調査し、危険コードの排除や外部攻撃のリスク診断を行った上で対策の洗い出しを実施する。同社はIoTデバイスによるセキュリティリスクは企業情報の漏洩など以上に大きいと指摘している。

大手メーカーなどはスタートアップ企業などから技術を高額で取得するとき、セキュリティリスクがあるか確認するため、デューデリジェンスを行う。こうした需要にも同社は対応していく。

同社の福留社長は「日本ではIoTセキュリティに関する取り組みが不足していることを発見した」とした上で、「国内メーカーが事業の重点に置いているコネクティッドカーに関するセキュリティ対策を軸としたサービスを展開することに決めた」と報道発表でコメントしている。

【参考】自動運転車ではハッキングなどから車両を守るため、セキュリティ強化が必須だ。関連記事としては「自動運転が抱える5つの課題とは? AIの完成度やハッキング対策…|自動運転ラボ 」も参照。



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